夏休み真っ盛りの今、予定のある日はいいけれど、特にイベントのない日は親子で煮詰まってしまって・・。というお家も多いかもしれませんね。でもそれはきっと大人の側の感想。大人にはなんでもないように思える日々も、こどもにとってみると退屈なんてことはまずありません。
「何もない日」という日は、こどもにはないのです。なぜなら、こどもは楽しさを見つける才能に溢れている――どこまでも広がる想像力に包まれている――からです。
ですから、夏休みだからといってイベントを求めて出かけることを大人の義務のように考える必要は全くなく、むしろ、平穏な日常を楽しむことを探究するチャンス!と捉えてみてはいかがでしょう?
その一案として、お昼ごはんや、おやつをこどもと一緒に作ってみることをお勧めします。
当園のおやつ作り講座の参加者から、「こんなに小さい(1歳すぎ頃)こどもでも一緒に料理できるんですね!」といった声が聞かれます。
包丁がまだ持てないようでも、人参やインゲンなどをポキポキと折ったり、クッキーやパンの生地をこねたり丸めたり・・と、作業には色々な種類があります。作業自体がまだ難しいようであれば、材料を混ぜ合わせるときに、各材料をボウルに入れる係を任命することならできるかもしれませんね。
そんな感じで、無理せずに楽しむことはいくらでもできます。また、全工程を親子でしなくてもよいのです。あらかじめ概ね作っておいて、こどもにさせてあげられる作業を一緒にゆっくり取り組むといったやり方ですと、急がないで済みますし、心穏やかな時間となります。
「夏休みは毎日いっしょにごはんをつくったね」というような「季節の体験」が毎年同じように訪れると、こどもの内面に素敵な一年のリズムが形成されていきます。